Mags

A Chat with Mags

Vélobiciはレスター近郊のMarket Bosworthという小さな町で誕生しました。
この英国ミッドランド地方は古くからの繊維産業の伝統のある地域で、
Velobiciはこの地方の何世代にも渡って引き継がれた伝統を
守り続ける職人たちと特別なプライドを持って仕事をしています。

Velobiciのスタッフは皆、本当の家族のような雰囲気で、
友人知人の繋がりで構成されていますが、
中には実の親子でこのチームに加わっているスタッフもいます。
そのうちの1人がMags。彼女は生産の責任者であり、仕立て屋の達人です。

彼女のレスターの繊維産業でのキャリアは40年以上に渡り、
仕事のあらゆる点において完璧主義者です。
そしてMagsの息子Leeは、そんな母の背中を追いかけて、
職人としてVB製造の共同ディレクターとファクトリーマネージャーとして働いています。
私たちは今回、Magsに自身の役割やVelobiciについて語ってもらいました。

Velobiciで働くきっかけは?

Velobiciのことは、繊維業界の友達を通じて知りました。
Chris(Vélobiciの創設者)は、私が長年一緒に働いていた同僚の友人でした。
私はその友人から、ChrisがVelobiciの為に私に力を貸して欲しいと願っていることを
聞いていました。テクニカルスポーツウェアが私の得意分野ですので、
実際に自転車に乗ることはなくても、サイクルウェアは私にとって
そもそも非常に興味深い分野のひとつでした。
そんな中、Chrisから直接電話がかかってきました。
彼は、「もし君がこの事業に興味があるなら、彼のビジネスパートナーのKevinと二人、
すぐにでも、私と息子のLeeに会いに行くよ」と言いました。
私はこのクリスからのオファーについてよく考え、とても悩みましたが、
最終的には、彼らが彼らのブランド/Velobiciに対して抱いている、
熱い情熱に心を打たれ、そして間もなく私達はファクトリーを開くことを決断したのです。

繊維産業での経歴は?

私の記憶が確かならば、私は16歳の誕生日(1975年)頃からこの業界で働いています。
当時のレスターの繊維産業はとても活気づいていました。
そしてその頃の16歳の若い少女にとっては、衣服が実際どのように作られるのか
ということはとても興味深く、魅力的なことでした。

長年この業界内にいて、今日までのレスターの繊維産業の変化をどのように見ていますか?

私が働き始めた頃あたりから、悲しいことにイギリスでの繊維生産は急激に衰退し、
多くの大企業が海外生産に移行していきました。
これはこの地方全体にとても短期間で大きな影響を与えました。
多くの人が職を失い厳しい状況が続きましたが、それはそれほど昔の話ではありません。
この頃の経験が、おそらく私がこの仕事において、
あらゆる面を学ばなければならないと考えるきっかけになりました。

chatwithmags
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あなたの一日について教えてください。

私は毎日5時30分から6時の間に仕事を始めます。
私はチームの前で生産ラインをセットアップするのが好きです。
何か新しい商品の製造に入る時は、私は生産工程を決め、チームの前で実際に手本を見せ、
機械の前に張り付いて生産ラインを動かしていきます。
そして工程毎に、私はその場でその品質が標準に達しているかどうかを確認します。
こんな風に生産と品質管理の実行の間、私は機械の前にいることが好きなんです。
一方、息子のLeeはChrisと共に商品をデザインしたり、サンプルを作ったりといった
クリエイティブな仕事に取り組むことに喜びを感じるようです。
こうしてだいたい仕事が終わるのは午後4時頃になります。

品質管理には科学的な検査も採用しているようですが、商品を最終確認する時のポイントを教えてください。

私は品質管理が最も重要な工程だと考えています。
全ての素材が正しく繋ぎ合わされていること、ひびが入ったり割れたりすることなく、
継ぎ目が綺麗に伸びていること、ステッチが規則的で正しいサイズであること、
などを特に確認します。縫い目を引っ張って生地に針の損傷がなく
美しく仕上がっているかどうか、というところまでを確認して初めて完成といえます。
品質管理に関わるこれらの工程は、全ての製品がこのファクトリーから
パーフェクトなコンディションで出荷される為に最も必要なことだと思います。

velobici factory
velobici factory

職人に要求される主な資質は何だと思いますか?

学び、耳を傾け、決断し、自分が作り出す全てのものに
プライドをかける熱意と技量だと思います。

その上でスポーツウェアの製造には特定のスキルが必要だと思いますか? もしそうだとしたら、どんな能力が必要ですか?

良い仕立て屋は、あらゆる種類の生地に対応できる能力を持っています。
とは言っても、私たちが普段扱う生地の中には非常に伸縮性があって難易度の
高いものもありますので、機械を正しくセットアップすることや
他の女性スタッフ達の協力があって初めて、
私達は正確に商品を完成させることができます。

最後に、あなたはリラックスするために何をしますか?

わたしは時々友人たちとリンカーンシャーの別荘に行き、
一緒にゆっくりワインを1~2杯飲めばリラックスできます。
そのほかには編み物や読書を楽しんだり…それからやっぱり裁縫ですね!

velobici factory
velobici factory
velobici factory
velobici factory